誕生を伝える活動は、
ひとりの若いお母さんの行動から始まりました。
1987年
協会の代表理事である大葉ナナコは、87年に自身の初妊娠・出産体験をきっかけに、産前教育や産後の精神保健に関心を寄せ、子育てをしながら国内外で妊娠・出産の生理や、出産準備教育について学ぶようになります。
母になって「生まれてくる子には生まれる力がある」ことを知り、妊娠・出産について伝える活動を始めました。
1997年
妊娠前から学べる講座を助産師と一緒に開講します。「バースコーディネーター」の肩書で、活動の場を拡げてゆきました。
自身の赤ちゃんを連れて学校を回り、こどもたちに誕生の話をする活動も始めました。
すると、訪問した学校のこどもたちの出産に対するイメージが、「こわい」「痛い」というネガティブな言葉で表現されていることに気がつきます。話を聞いてゆくと、親から伝えられる出産体験の負のイメージがこどもの生命観に大きく影響していることを認識したのです。
「生まれてくる子には生まれる力がある」という命の素晴らしさをこどもたちに伝えたい、
次世代の“いのちのつなぎかた”のイメージを改善したいという思いが、
誕生学を生みだす原点となりました。
「バースコーディネーター」の社会的認知が高まりを受け、学校でのゲストティーチングの依頼が増えてきました。。
2003年
増えるゲストティーチングの要望に応えるために、バースコーディネーターの養成研修が始まります。
「妊娠前からお産の知識を」ということでスタートした活動ですが、大人に誕生の話を伝えるにつれ、「こどもの時から知りたかった」
という声がたくさん寄せられるようになります。
こどもたちが将来大人になり、親となる日を楽しみできるように、「こどもの頃からお産の知識を」を伝えるために、産科医、助産師、カウンセラーなど多くの専門家の協力により、全世代対応の「誕生学」プログラムが生まれます。
2005年8月
「誕生学」を伝える講師の人材養成と技能を認定する機関として、日本誕生学協会が設立されました。
2005年11月
誕生学アドバイザー養成研修がスタートし、12月には「第一回誕生学講座」が開講されるなど活動が始まりました。